月!
ベンチプレス(トレ)をやりすぎてしまう
マイルーム代表です。
今日は中秋の名月!
ススキと月見だんごの用意をしてください☆彡
*月見の風習は、中国では唐の時代に始り、
日本に伝わりました。
朝廷行事では宇多天皇が月見の宴を最初にしたそうです。
(*小学館『源氏物語』【11】による)
さて、『源氏物語』「鈴虫」より
月見の宴の模様をどうぞ(^O^)/
「今宵(八月十五日夜)は、例の御遊び(毎年恒例の中秋の宴)
にやあらむと推しはかりて、兵部卿の宮(光源氏の弟が六条院に)
渡らせたまへり。
(他に夕霧や殿上人など立派な家来を連れて参加)
・・・中略・・・
内裏のお前に(宮中で天皇の前で)今宵は月の宴
あるべかりつるを(あるはずだったのに)、
とまりて(中止で)、
さうざうしかりつるに(物足りなく思っていたところに)、
この院(光源氏の六条院)に人々まゐり給ふと聞き伝へて、
これかれ、上達部などもまゐり給へり。
虫の音の定めをし給ふ。(鈴虫と松虫の優劣を定めなさる。)
宴の模様を書くと長くなるので、この辺でm(__)m
現代のように月見をしてだんごを食べるのではなく、
楽器を演奏したり、虫の音の優劣をきそったり
していたようですね。
上達部が「さうざうし」(物足りない)と思っていたのですから、
結構楽しい行事だったのでしょう。
*ただ女性が一人で月を見るのは不吉だというのが、
『竹取物語』や『源氏物語』(宿木)や『紫式部日記』などに
書かれていますが、その由来や意味は不明のようです。
(*東京堂出版『源氏物語事典』)
今夜は晴れそうなので、月見をしてください!(^^)!