大人の勉強法。
マイルーム代表です。
新学年が始まり2週間が経ちました。
先日久しぶりに本屋に行きました。
知の技法入門という本がありました。
対話本ですので、暇つぶし程度に考えていましたが、
読みだすとかなり面白い・・・。
現代思想および現代を知る上で読んでおかれると良いですよ。
一冊の本から派生してどんどん増えていく。
大学一回生の頃、小原國芳「全人教育論」を読んだ時の感じを思い出しました。
この本は小原國芳の教育理論だけではなく、
参考文献が多数引用され、片っぱしから読んで行きました。
理解できていないのに、夢中で読んでいました。
バイト代はすべて本代・・・
ペスタロッチ・フレーベルなどの教育者の著書から
宗教学や哲学まで。
一冊の本が自分の人間観や世界観を広めてくれました。
こういう本はなかなかないです。
塾という職業柄20代にしたこの読書体験から得たモノは大きいです。
知の技法入門は参考文献が多く
現代思想を読み説く見取り図のような本で
視野を広めてくれます。
一つずつ読むのは膨大な時間と費用がかかりますので、
読んで気になる著者をチェックしてセレクトしていくのが良いでしょう。
高校生には酷ですが、
それ以上の方は読んでみてはいかがでしょうか。
世界が広くなります。
またなぜ読書が大切なのかを痛感します。
字を読めば読書という低俗な発想から
卒業しましょう。