シリーズ現代文読解2
マイルーム代表です。
川西緑台高校のみなさん!
国語の勉強は必ずしましょう
学校は今までより完全に劣化してます!
さて今日は、現代文を読むうえで一番最初に身につけてほしい「読み方の技術」を紹介します。
それが、
「意味段落の構造を読む」という技術です。
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現代文を苦手にする生徒の多くは、
文章を最初から最後まで「なんとなく」読んでいます。
つまり、地図を持たずに迷路に入っている状態です。
でも、現代文にはちゃんと「地図」があります。
それが、意味段落です。
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■ 意味段落とは?
簡単に言えば、
「この段落では、筆者が“何をしているか”」を区切った単位です。
たとえば──
第1段落:問題提起
第2段落:背景説明
第3段落:筆者の主張
第4段落:反論への応答
第5段落:まとめ・提案
このように、文章全体は“機能”ごとに分かれています。
これが見えたら、文章の「構造」がわかる。
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構造がわかれば、
どこをしっかり読むべきか
どこは補助的か
設問はどの段落とつながっているか
が、一気に見えてきます。
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うちの塾では、実際に「文章の地図」を作らせています。
意味段落ごとに要点を書く
○、△、→などの記号で、内容の強さやつながりを整理する
これを繰り返すだけで、
“なんとなく読んでる”現代文が、“考えて読む”現代文に変わります。
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大切なのは、
「全部を完璧に読む必要はない」ということ。
読みながら、
「ここは主張っぽいな」
「これは例だな」
「このあたり、問いの対象になりそうだな」
と、“読みながら考えるクセ”をつけることが大事です。
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現代文に必要なのは、
魔法でもセンスでもありません。
必要なのは、
地図を持って、冷静に構造を読む力。
そしてそれは、ちゃんと練習すれば誰でも身につけられます。
当教室では
希望があれば
このシリーズを問題化した体験授業をいたします。
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