マイルーム代表です。
今日は現代文で点数を伸ばすうえで、
「必ず知っておいてほしいこと」をお伝えします。
それは、
「設問は、文章の“どこかの構造”を聞いている」ということ。
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現代文の設問って、
ただ本文を読んで「わかる」かどうかを試しているわけではありません。
出題者は、
「この設問で、生徒がどの力を持っているか」をチェックしている。
つまり設問とは、
文章という“地図”のどこを歩けたか?を確認するチェックポイントなんです。
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たとえば──
「筆者の考えに最も近いものを選べ」
→ 主張やまとめの段落を見てる?
「理由として適切なものを選べ」
→ 「なぜなら」の前後を探してる?
「具体例としてふさわしいものを選べ」
→ 抽象と具体の変換ができているかを見てる?
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こういうふうに、
設問は必ず“段落構造のどこか”に根拠を持っているんです。
だから、
設問を読んだときに、「これは地図のどこを聞いてるんだ?」と考える癖をつけてください。
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そして、
設問の種類によって、使う力も違ってきます
こういう分類を知っておくと、
現代文が“ただの読書クイズ”から、
「構造と意図を読む思考ゲーム」に変わってきます。
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当教室では、設問ごとに
「これはどこを読めばいいか」
「どの力が問われているか」
を口に出して考えるトレーニングをしています。
これだけで、
迷いながら解く現代文→確信を持って選べる現代文に変わります。
現代文の学習を本格的に勉強したければ、
まずは体験授業を受講してください!
お問い合わせはメールにお気軽にお問い合わせ下さい!
マイルーム代表です。
川西緑台高校のみなさん!
国語の勉強は必ずしましょう
学校は今までより完全に劣化してます!
さて今日は、現代文を読むうえで一番最初に身につけてほしい「読み方の技術」を紹介します。
それが、
「意味段落の構造を読む」という技術です。
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現代文を苦手にする生徒の多くは、
文章を最初から最後まで「なんとなく」読んでいます。
つまり、地図を持たずに迷路に入っている状態です。
でも、現代文にはちゃんと「地図」があります。
それが、意味段落です。
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■ 意味段落とは?
簡単に言えば、
「この段落では、筆者が“何をしているか”」を区切った単位です。
たとえば──
第1段落:問題提起
第2段落:背景説明
第3段落:筆者の主張
第4段落:反論への応答
第5段落:まとめ・提案
このように、文章全体は“機能”ごとに分かれています。
これが見えたら、文章の「構造」がわかる。
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構造がわかれば、
どこをしっかり読むべきか
どこは補助的か
設問はどの段落とつながっているか
が、一気に見えてきます。
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うちの塾では、実際に「文章の地図」を作らせています。
意味段落ごとに要点を書く
○、△、→などの記号で、内容の強さやつながりを整理する
これを繰り返すだけで、
“なんとなく読んでる”現代文が、“考えて読む”現代文に変わります。
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大切なのは、
「全部を完璧に読む必要はない」ということ。
読みながら、
「ここは主張っぽいな」
「これは例だな」
「このあたり、問いの対象になりそうだな」
と、“読みながら考えるクセ”をつけることが大事です。
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現代文に必要なのは、
魔法でもセンスでもありません。
必要なのは、
地図を持って、冷静に構造を読む力。
そしてそれは、ちゃんと練習すれば誰でも身につけられます。
当教室では
希望があれば
このシリーズを問題化した体験授業をいたします。
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