シリーズ現代文読解3

マイルーム代表です。

今日は現代文で点数を伸ばすうえで、
「必ず知っておいてほしいこと」をお伝えします。

それは、
「設問は、文章の“どこかの構造”を聞いている」ということ。

現代文の設問って、
ただ本文を読んで「わかる」かどうかを試しているわけではありません。

出題者は、
「この設問で、生徒がどの力を持っているか」をチェックしている。

つまり設問とは、
文章という“地図”のどこを歩けたか?を確認するチェックポイントなんです。

たとえば──
「筆者の考えに最も近いものを選べ」
→ 主張やまとめの段落を見てる?
「理由として適切なものを選べ」
→ 「なぜなら」の前後を探してる?
「具体例としてふさわしいものを選べ」
→ 抽象と具体の変換ができているかを見てる?

こういうふうに、
設問は必ず“段落構造のどこか”に根拠を持っているんです。

だから、
設問を読んだときに、「これは地図のどこを聞いてるんだ?」と考える癖をつけてください。

そして、
設問の種類によって、使う力も違ってきます

こういう分類を知っておくと、
現代文が“ただの読書クイズ”から、
「構造と意図を読む思考ゲーム」に変わってきます。

当教室では、設問ごとに
「これはどこを読めばいいか」
「どの力が問われているか」
を口に出して考えるトレーニングをしています。

これだけで、
迷いながら解く現代文→確信を持って選べる現代文に変わります。

現代文の学習を本格的に勉強したければ、
まずは体験授業を受講してください!

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シリーズ現代文読解2

マイルーム代表です。

川西緑台高校のみなさん!
国語の勉強は必ずしましょう
学校は今までより完全に劣化してます!

さて今日は、現代文を読むうえで一番最初に身につけてほしい「読み方の技術」を紹介します。

それが、
「意味段落の構造を読む」という技術です。

現代文を苦手にする生徒の多くは、
文章を最初から最後まで「なんとなく」読んでいます。
つまり、地図を持たずに迷路に入っている状態です。

でも、現代文にはちゃんと「地図」があります。
それが、意味段落です。

■ 意味段落とは?

簡単に言えば、
「この段落では、筆者が“何をしているか”」を区切った単位です。

たとえば──
第1段落:問題提起
第2段落:背景説明
第3段落:筆者の主張
第4段落:反論への応答
第5段落:まとめ・提案

このように、文章全体は“機能”ごとに分かれています。
これが見えたら、文章の「構造」がわかる。

構造がわかれば、
どこをしっかり読むべきか
どこは補助的か
設問はどの段落とつながっているか

が、一気に見えてきます。

うちの塾では、実際に「文章の地図」を作らせています。
意味段落ごとに要点を書く
○、△、→などの記号で、内容の強さやつながりを整理する

これを繰り返すだけで、
“なんとなく読んでる”現代文が、“考えて読む”現代文に変わります。

大切なのは、
「全部を完璧に読む必要はない」ということ。

読みながら、
「ここは主張っぽいな」
「これは例だな」
「このあたり、問いの対象になりそうだな」

と、“読みながら考えるクセ”をつけることが大事です。

現代文に必要なのは、
魔法でもセンスでもありません。

必要なのは、
地図を持って、冷静に構造を読む力。

そしてそれは、ちゃんと練習すれば誰でも身につけられます。
当教室では 
希望があれば
このシリーズを問題化した体験授業をいたします。

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