教科書。
マイルーム代表です。
当教室では、受験に向けての学習以外に
定期テスト、日常の学習指導もしています。
むしろ上位成績を取りたいので、
一・二年生は、教科書の文章を使って指導しています。
中学校は、同じ地域ごとに教科書が決まっていますが、
高校は、学校によって、学年によって異なります。
内容はだいたい決まっていたのですが、
去年から内容が変わってきました。
昔は、教科書の文章や作者を大学入試が使うことはよくありましたが、
最近では、大学入試に出た作者や文が教科書に採用されるようになりました。
ゆとり教育から脱ゆとり教育へ。
その脱ゆとり教育の方針が大学入試問題でしょうか。
大学進学希望者が今後減りそうなのに・・・。
教科書会社のホームページを見てみますと、
「大学入試頻出のテーマ」や「大学入試頻出の作家」と
謳われています。
これでは市販の参考書と同じではないでしょうか?
今の大学入試の参考書は、非常に詳しいです。
英語は、特に分かりやすいです。
文科省検定大学入試参考書(=教科書)では、とても太刀打ちできません。
東京書籍の古典Aの教科書のように工夫して欲しいですね。
ちなみに教科書会社のホームページの教師用ガイドを見ると
「現場の声の要望にお応えして教科書の漢字にルビをつけました。」
と。教科書を読めない教師がたくさんいることに驚きました。
それはともかく私の意見として現代文は、
読解用の文章とは別に
大学の教授が最先端の科学技術や企業のトップの方などが
書き下ろした文章を採用すればもっと面白くなると思います。
と教科書批判しつつ、筑摩の現代文Bの茂木氏の「可能の無限」が
面白そうなので、他が読みたくて、風邪をひているのに、
梅田の本屋に探しに行きましたが・・・。